ごく少量生産 |
生産数量が数枚程度の製品にも対応しています。当初から試作のみで量産の予定が無い検査装置用基板や2台だけ製作して終わりの製品なども新規製作しています。 |
既存基板の機能互換品の製作 |
時々、他社で設計した装置がその後受注企業の倒産・廃業・生産中止などによって基板の供給を受けられなくなったので機能的に互換性のある基板を供給できないかという話をいただきます。 これは主に製品プログラムを変更したくない、または変更のための費用負担が大きすぎるため、現状維持のまま製品販売を続けたいというご要望です。 20〜30年程前に設計された物であれば比較的可能性は高いのですが、逆に10〜20年程前になると主要なLSIなどで部品入手が出来ず、お断りせざる得ないことがあります。現在使用されている基板の現物と関連資料一式(一緒に使用する基板およびその関連資料を含めて)をお送りください。部品の入手性や必要になる開発環境の入手が可能かどうか調査の上、ご連絡します。 注意事項 ・ 完全なデッドコピー品が欲しいというご依頼は基本的にお断りしています。 ・ 少なくとも回路図と現物は必要です。FAQもご覧ください。 ・ PLD(回路をプログラムできるLSI)が使用されている場合は、お受けできない場合があります。 ・ 特にメーカーが生産中止とした製品では、部品の入手性は良くないのが一般的です。 このため長期の製品供給は出来ないとお考えください。 |
従来システムの再設計 |
既存製品の生産継続が出来ない状況では、現在入手可能な部品を使って既存製品と互換性のある製品を作り直すことになります。プログラムが関係しない周辺基板だけであれば比較的簡単に新規製作が可能です。プログラムを搭載しているCPU基板を含む場合には、既存製品がC言語でプログラムされているなら比較的スムーズに移行できます。が、アセンブラ言語やForthといったC言語以前に使われていた言語の場合には、プログラムをC言語に移植する必要が出てきます。 例外的に当時のCPUが入手可能で今後も継続使用したいご意向であれば別ですが、当時の製品プログラムの多くは現在の時代の要求には対応できず、多くの面で機能的に不足しています。当時の言語のまま機能追加することもできますが効率が悪い上に、今後とも古い言語を扱える人を維持する必要があります。これらのデメリットを考慮するとC言語に置き換える方が有利です。 再設計を検討されるということは今後とも製品の供給を続けて行くことが前提ですので、中長期に渡って製品を維持管理できる体制が必要になります。これらを総合的に加味すればC言語への移行が合理的です。 FAQもご覧ください。 |
新規システム開発 |
当然、新規の製品開発も行っています。新規の製品開発では大きく分けてマイコン(CPU)を使う場合とシーケンサー(PLC)を使う場合があります。ご要望があればそれに従いますが、両者には得手不得手がありますので、適切に使い分けすることが大切です。最近の組み込み装置では、マイコン・シーケンサーを問わず複数のユニットを使用した分散制御が主流です。こちらに概要を記載してあります。FAQもご覧ください。 |