スパイス  組み込み制御装置の受注製作

USBから複数シリアルポートを
平成26年 8月26日

 動作検証終了
 先日のプログラム変更目標は終了し動作検証まで終わりました。実際に実用化するまでには、もっと使い込んで細部までの動作検証が必要です。が、プログのネタとしては特に目新しい部分もないので、これで終了します。
 プログラムの主要変更部分を説明しようかとも考えたのですが、変更箇所が複数のファイルにまたがっており、また内部の構成を含めてある程度プログラムを読めることが前提になります。あまり読み物としては楽しい物にはならないので止めにします。

  今回の結論としては、
 ・1本のUSBケーブルに複数本のRS-232C機能を割り当てすることは可能。
  ("出来る筈だ" ではなく実際に実装して動作確認が取れた)
 ・そのためにはWindows XPでは上手く動作しななかった。
  サービスパックなどの対処が不十分であった可能性もあるが、より確実にはWindow7以上を使用する。
となります。

 今回はシリアルポートを2本としましたが、PICのUSB機能にはエンドポイントが16本もあります。今回の実装では5本しか使用していないので、もっと多くの機能を追加することができます。USBを単純に他の機能に置き換えるのではなく、複合装置として複数の機能を割り当てることでより多くの活用方法が考えられます。

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