平成26年10月 1日
Helpファイルの翻訳
MPLAB Harmonyなるソフトウェアで何が出来るのかを大雑把にでも知る必要があります。
ものすごくざっくりとした話なら、MPLAB Xのプロジェクト作成段階で使用するライブラリの仕様を画面から選択的に入力することで、必要なライブラリを組み込んだプロジェクトの雛形を作ってくれるツールだろうということは見当がつきます。少し触った程度ですから間違いも含まれているでしょうが...
過去にも似たようなツールはあったのですが、正直なところかゆい所には手が届かず結局は使わず終いになることがほとんどでした。では、どうするか?
方向性としては
- このツールが想定している使い方に従い、不都合部分は個別に修正をかける。
- このツールは使用せず、内部で包含しているライブラリを個別にライブラリ化する。
が考えられます。この判断を決めるためには、個々のライブラリがどの程度、「そのままで」使えそうかを評価しないと判断できないと考えられます。
ライブラリをそれなりに修正する必要があるなら、このツールは使い勝手の悪いものにしかならないでしょう。
ということで、個々のライブラリの仕様を知る努力が必要です。情報源として頼りになるのはHelpファイルのみです。
全て英語ですので翻訳ソフトの力を借りて労力の軽減を考えます。
MPLAB Harmonyには、Helpとして/docフォルダの下にPDF, HTML, Windows's Helpが含まれています。
全文を一気に翻訳するならPDFファイルを翻訳ソフトを使って翻訳した方が便利ですが、文書中には多数のプログラムリストが含まれています。これを翻訳の対象から外しながら自動翻訳してくれるソフトウェアでないと非常に読みにくい資料になります。
必要なところを順番に探しながら翻訳するならHTMLをWebブラウザで表示して翻訳する方法が有利です。この方法の欠点は、日本語の資料が後に残らないことです。
どちらかを使用して、少しずつツールの機能とライブラリの仕様を読み進めていきます。両方を平行しながら進めていく方が全体の理解につながります。
現在、この作業を進めていますが、かなりの時間が必要です。
(H26/10/ 2 追記)
言葉足らずな説明になっていました。翻訳に関して、簡単にできるような印象を持たれかねないと気が付いたので追記します。
PDFの翻訳
元のHelpファイルはファイルが保護されているので、そのままでは翻訳ソフトで開くことが出来ないかもしれません。
ネット上に保護を外すツールがありますので、それらを使用する必要がありえます。
HTMLの翻訳
こちらは実際には自分で試していなかったのですが試しにと思いやってみた所、Chromeブラウザでは上手く翻訳できませんでした。翻訳自体は正常終了を返してきます。
HTMLの書式と翻訳ツールの前提が合っていないようです。Webブラウザを使って翻訳できるかのような表現は不適切ですので訂正して削除します。
(追記ここまで)