スパイス  組み込み制御装置の受注製作

実績


 自社商品として紹介できるものがあればいいのですが、組み込み装置を作っていますので最終製品はすべて他社の製品になります。地方在住なだけにおもちゃや自転車といった具体的な商品名を出すとそれだけで取引先が特定できてしまう可能性が高く、取引先に迷惑がかからないように最終製品の特定が難しい汎用基板製作での実績について、幾つかご紹介します。

1.既存製品の機能互換基板
実基板の写真を載せるとシルク印刷に色々と不都合な表記がありますので、それらを削除した基板データを示します。
 (a) V40CPU+D8087基板
 元々はMIS山下社製のCMOS CPU-Fという型式のSTDバス基板を使用していたが、生産中止によって機能互換製品を設計受注しました。この基板でのネックはV40 CPUとコプロセッサ(D8087)の接続にゲートアレイ(内部回路を設計できる特注仕様のLSI)が使用されています。PLDと同じく内部回路を類推して動作検証が必要でした。基板中央部の40ピンDIPがコプロセッサD8087, その右側のPLCC68ピンがV40 CPUです。一部の機能を削除したこともありますが、機能追加をしてもなお基板に多くの空きスペースが出来ています。実装技術の進化が見て取れます。
 (b) KDC+UART基板
 こちらもMIS山下社製のCMOS KDC-AおよびCMOS UART-Bという型式の基板を使用していたのですが、生産中止により設計受注しました。ユーザーの希望により一部機能を削減しても基板枚数を1枚に減らしたいとのご要望でしたのでKDC基板に含まれるタイマ機能ほかを削除して一枚の基板に収めました。基板中央部にあるSOP40ピンがKDC(8279), その右側にあるQFP48ピンがDualUART(MB89371)です。

       (a)  V40CPU+D8087基板                                    (b) KDC+UART基板

2.簡易検査装置(非売品)
 こちらは商品ではなく製品をテストするためのテスト環境の一部です。商品ではないので比較的自由に写真掲載できます。
(c) 上記のKDC+UART基板の特に出力を目視確認するためのテスト基板です。
(d) こちらはデジタルIO(48入力+48出力)基板を動作検証するためのテスト基板です。目視でも出力値が分かるように多数のLEDを実装しています。

         (c) テスト基板1                    (d) テスト基板2